高校生ボランティア参加

7月27日の活動に「鎌倉女学院」の高校生6名が「夏休みボランティア体験学生」として参加してくださいました。

これは鎌倉市市民活動センター(NPOセンター)が毎年行っている催しですが、コロナの影響で昨年は中止、今年は対象規模などを縮小して行われました。

7月27日。この時期には珍しく台風8号が関東直撃の予報が出ており、当日朝まで活動自体の実施が見えない状況でしたが、幸い台風は太平洋を北上し、鎌倉は無事。ということで開始を30分繰り下げて行いました。当日朝まで小雨が残ったため保全会からの参加者はいつもよりすくなかったのですが、多少暑さが和らいでくれたので作業に初参加の高校生たちにとってはよかったなと思います。保全会と合わせて総勢15名での作業となりました。

台峰の場所が初めての人にはわかりにくいのですが、全員笑顔で無事到着。作業用の体操服に着替え、まずはかっちゃんに台峰を案内していただきました。里山の歴史や生態系、新田義貞の鎌倉攻め、関東ローム層や鎌倉石の説明など多岐にわたるお話と夏真っ盛りの台峰の姿を楽しんでいただけたと思います。

ひとつ前のブログ記事でもご紹介したオトギリソウが稲荷神社の境内にたくさん咲いていました。

直角に交互にでる葉のおもしろさ、効能の秘密をばらした弟を兄がきってしまったという名前の由来、そしていきいきとおはなししてくれるかっちゃんの姿とともに皆の心にも残ったっことでしょう。

そのあとは実際の作業を体験していただきました。

今回は稲荷神社境内の草刈り後の片付けと、薪割りです。薪割といっても斧をつかっての薪割は初心者には危険な作業なので薪割り機をつかいました。

どの作業にも積極的に参加してくれてありがとう!

熱中症予防に保全会で用意した梅干しと梅ジュースも「おいしい」と喜んでいただきました。

作業を終えててんだいで一息。これまでのてんだいと台峰での催しの写真の数々とともに子どもたちの台峰とのかかわりなどにも驚いていた様子でした。「教科書をみているだけではわからなかったことを実際に体験して学ぶことができとても勉強になりました」という感想をいただいて、まさに「体験学習」な一日だったと思います。

最後に皆で記念撮影。お父さん抜きで一人で参加の5年生ゆうとくんもいい笑顔。

帰り際には「学校と関係なくまた来ていいですか?」という嬉しい言葉もいただいて解散です。

最後にひろこさん談「皆靴もちゃんとそろえてとてもお行儀がいい娘さんたちだったわ」

暑い中参加してくれてありがとうございました。

またお会いしましょう!

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